[24日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は24日、米国ではインフレ指標が急上昇し、企業は労働者の確保に苦慮しているものの、いずれの状況も長期的には続かないとの見解を示した。

総裁は講演で、真の完全雇用はまだ「先だ」と述べ、秋に就労に復帰する国民が多くなる可能性が高いとの見方を示した。

インフレについては、第4・四半期に後退する公算が大きいと予想。「われわれが現在置かれているのは一時的な局面だと考える」とし、「この局面が終わり、2022、23、24年に入るに伴い、インフレ、そして重要なインフレ期待がどの水準で落ち着いたか見極める必要がある」と述べた。