【キャシー松井】私たちが今、ベンチャーキャピタルを始めた理由
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キャシー松井さんとは残念ながらお会いしたことはまだないのですが、レイターステージにフォーカスし、同じぐらいの規模のファンドを運営し、かつスタートアップ界におけるESGの重要性を唱えてきた者として、ぜひどこかでご一緒する機会が生まれることを楽しみにしています！
これまで、日本のアセットクラスにおいてはVCを含むオルタナアセット（下記URLの分類ではPE）におけるサステナブル投資の比率は、他のアセットクラスに比して著しく低い状況でした。
http://japansif.com/200207.pdf
キャシーさんたちのファンドとともに、スタートアップ界におけるESGを大きく盛り上げていきたいと思います！
注目のコメント
グローバルでは数多くの女性が立ち上げたVCが生まれています。今年から参加することになったKauffman Fellows ProgramというVCの教育プログラムでも、今年のフェローの半数近くが女性です。
松井さんの取り組みが日本を大きく変えていくとおもいます！「ESG」を主眼に置いたベンチャーキャピタルが誕生しました。創業者であるキャシー松井さん、村上由美子さん、関美和さんは、外資系金融企業出身、同年齢（56歳）、さらにご息女がいるという近しいバックグラウンドを持っています。
お話を伺った中でも、「いま、女性が求められているというより、本当の意味での“考え方の多様性”が求められている」というお話は、今回のファンド設立にかける思いの芯の部分を聞いたようで、非常に印象的でした。「女性」と「ベンチャーキャピタル」の文脈で言うと、矢澤麻里子氏がシード特化型ファンド「Yazawa Ventures」があったり、「ANRI」が4号ファンド投資先で起業家が女性である企業の比率を最低でも20%に引き上げる投資方針を発表していますね。
キャシー松井さんの新しい取り組み、「女性」の切り口であるのは確かとおっしゃっている一方で、日本社会全体を変えようとする取り組みで、楽しみです。
