[ロンドン 22日 ロイター] - 英財務省は、イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のブリハ委員の後任として、シティグループでグローバル・チーフエコノミストを務めていたキャサリン・マン氏を任命すると発表した。任期は9月1日から3年間となる。

スナク財務相は「マン氏の政策、研究、民間部門での幅広い経験はMPCにとって非常に有益になる」と述べた。

財務省はまた、ハスケル委員の再任も発表した。2期目の任期は3年。MPCの外部委員の任期は最長6年となっている。

マン氏は1984─1997年に米連邦準備理事会(FRB)でエコノミストを、2014─17年に経済協力開発機構(OECD)でチーフエコノミストを務めた経歴を持つ。

マン氏の任命により、MPCの女性委員はテンレイロ委員と合わせて2人となる。