[16日 ロイター] - サッカーの欧州選手権(ユーロ)に出場しているポルトガル代表のクリスティアノ・ロナルドが、14日の記者会見で席上に置かれていたスポンサー企業であるコカ・コーラのボトルを脇にどけたことが話題を集めている。

ロナルドはハンガリー戦前の会見で、目の前にあったコーラ2本を離れた所に追いやり、一緒に並んでいた水のボトルを掲げて「アグア(ポルトガル語で水の意味)」と口にした。

同日のコカ・コーラの株価は1.6%下落した。

また、フランス代表のポール・ポグバも15日の会見で、席上に置かれた公式スポンサーのハイネケンの瓶をどける対応を取った。ポグバは飲酒に厳しいとされるイスラム教徒。

欧州サッカー連盟(UEFA)は、ロナルドの行為を受けて「コカ・コーラはさまざまな好みやニーズに合わせた飲料を提供しており、大会期間中は選手に提供している」と説明した。

*動画を追加しました。