[フランクフルト 16日 ロイター] - ブルームバーグによると、欧州中央銀行(ECB)は、銀行のレバレッジ比率の緩和措置を9カ月間延長する。

新型コロナウイルス下で与信を維持することが狙い。複数の関係筋の話として報じた。

ECB理事会の承認はまだ得ていないという。

緩和措置の延長が決まれば、ECBの監督対象となっている銀行は2022年3月まで、預金など中央銀行へのエクスポージャーの一部をレバレッジ比率の計算から除外できる。

ECBの報道官はコメントを控えた。

米連邦準備理事会(FRB)は3月、同様の条件緩和措置を打ち切ることを決定した。