[コペンハーゲン 13日 ロイター] - サッカーの欧州選手権の試合中に意識不明となったデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(29)に関し、チームドクターは13日、試合中に心停止となっていたことを明かした。原因は不明だという。

エリクセンは12日に行われた1次リーグ初戦のフィンランド戦で、前半42分にスローインを受けるためにタッチライン際を走っていた時、いきなり転倒。ピッチ上で心肺蘇生処置を受けた。

チームドクターは記者会見で「心停止だったため心肺蘇生法を行ったが、1回の除細動で戻った。これまでの検査では問題はなかったようだ。なぜ起きたのか説明がつかない」と語った。

試合は1時間45分の中断後、再開。フィンランドが1─0で勝利した。