子どもの居場所の重要さ示す 21年版白書、多いほど自分好き
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この記事からでは、文字通り「居場所」の「場」の効果として捉えがちだと思いますが、居場所の条件として「場所性(身体性)」に加えて「関係性」と「時間性」の2つの条件があると、居場所の研究をしている荻原先生は定義されています。つまり、その場所で、自分の好きなことや思い思いの時間を過ごせることに加え、他者との相互性や応答性の中で関係が構築されることで、「自分」を実感できる。この条件の重なり合いの中で、「居場所」として感じられるのだと思います。
家庭や職場という場はあっても、他の条件が毀損していれば居場所としては感じられません。「居場所」という場に何を求め、どう感じているのかなどクロスしながら深堀りしないことには、どのように居場所を提供したらよいのかを検討できないと思います。白書は、現状と施策がわかりやすくまとめられており読みやすい。
日々、点で施策に関するニュースを読むことも良いですが、大綱含めて全体を読みながら、子どもや若者支援の現状と施策を知り、これからの社会を予測するのも楽しいです。
【令和3年版 子供・若者白書(全体版)(PDF版)】
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r03honpen/pdf_index.html
【上記 概要版】※記事はこちらからの抜粋かも※
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r03gaiyou/pdf/r03gaiyou.pdf