「接客の中心は聴覚障害のある人たち」スタバが国立駅に異例の新店を開いたワケ
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今後は当たり前になっていくのでしょうね。
スタバが異例の新店を開いたという記事です。
本質的には、おいしいコーヒーを気持ちよく購入出来て、店内や自宅でくつろげれば購入者は満足します。
購入する際、意思を伝える方法が「言葉」か「ジェスチャー」かの違いで、「言葉」が通じる前提で注文している自分に気づけることが大事なのかもしれません。
今後はデジタルも台頭してくるため、すべてタッチパネル注文等で言葉の壁を越えることが安易になります。
コンビニですらセルフレジが増えつつありますが、ひと昔は従業員に対して「言葉使い」や「お辞儀の角度」などを徹底的に指導していました。
私がコンビニ本部で働いていた頃、店舗の端と端に従業員を立たせて挨拶の練習を行い、「全然聞こえない!」とかやってました。
障がい者にとって生きずらい(というか生きられない)環境だったことが今なら想像できます。
別に、従業員の内訳として「従業員22人のうち16人が聴覚に障がいをもつ」とありますが、マイノリティうんぬんの観点から行くと、これが正解なのかなと改めて思いました。
マイノリティと呼ばれている側の人数を多くすることは大事だなと。
国会や会社役員の女性比率が低いことが報道されたりします。
フランスなど海外のように比率を固定して女性の割合を増やすことでしか分からないことが多くありそうですよね。
相互理解、大事です。
▼まとめ
・スタバが国立駅に聴覚障がいのある人が多く働く新店舗を開店
・従業員22人のうち16人が聴覚に障害をもつ
・レジでは指差しやタブレットを活用し注文する
コロナが落ち着いたら寄ってみます。
注目のコメント
この店は社会のロールモデル。
本当にそう。できない理由を探しがちな中、できるために何をするかにしっかり向き合う素晴らしさ。
社会にマイノリティはいない。誰に基準を合わせるか。真剣に考えるそのきっかけ。
考えるだけなら誰もができる、実現させた力。そこに強い意志の力を感じます。
学びの多い記事です。スタバにとっては単なる慈善活動ではなく、自社の価値や競争力を高めるための本業そのものの活動なのでしょうね。聴覚障害のある人たちがストレスなく働くために業務プロセスや設備等を見直すことは、あらゆる「当たり前」をゼロベースで見つめ直すことに他ならない。より一層のサービスの品質向上や効率化に繋がることは間違いなさそうです。
地域や顧客にとっても新たな気付きが得られたりする場ではないかと感じます。D&Iを実践する店。ぜひ一度訪れてみたいです。この手のお店は自治体が絡むならよく見かける(福岡市役所地下とか厚労省も障害者を福祉で所管するためやってますが地下でしたっけ?)のですが、スタバなんてグローバル企業がやることに意味を見出しました。こりゃスナバなんて言ってられないかな。
厚労省の所管でやっている就労支援で、当園もたまたまお隣さんに事業所があるので清掃についてお世話になってるんですけど、その事業所はコーヒー豆の焙煎も就労支援でやってるので、スタバよろしく店舗をやり始めたらついてくる利用者さんもいるかもしれないですね。
ただ、マレーシアに先行されたのは悔しい。