[メキシコ市 7日 ロイター] - メキシコのヨリオ財務副大臣は7日、主要7カ国(G7)財務相が5日に合意した各国共通の最低法人税率を15%以上とする方針を支持すると表明した。2022年の予算案に反映させたい意向。

メキシコを含む20カ国・地域(G20)は来週ベネチアで、より広範な合意について検討を行う。

ヨリオ財務副大臣はラジオ番組で「これは世界的な合意を促し、税率引き下げ競争を回避するものだ」として歓迎の意を表明。G20で合意に達した場合、10月に行われるG20のレビューに先立ち、9月に提出される同国の2022年予算案に盛り込みたいとの意向を示した。