「格差は不当」と憤る人が気づいてない過酷な摂理
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狩猟採集よりあと、農耕が始まったあとは、放っておくとこうなる(生きてるだけで格差は発生する)ってことだよね。「農耕社会を自然とするなら、格差も自然」という話。
そこで、農耕社会以降は本当に自然な社会なんですか?と考えないといけない。いいか悪いかつう話はしてないし、農耕前に戻ろう、などとも思ってない。ただ、格差が起きるのが自然なのは、この10000年くらいのことだよ、とは言いたい。
そもそも人間として生まれた以上格差が自然のもの、という流れにもっていくのは乱暴。どのくらい乱暴かを俺のダジャレデータで表すと、乱暴ルギーニぐらい。
データは嘘をつかないけど前提はとっても大事、つうのがよくわかる。
注目のコメント
格差の本質が何なのか、データが明らかにしました。
実は、極端な格差は自然に生まれるのです。そこには、なんの理由もなかったのです。だから意識的に平等に近づける努力が必要です。
自然な状態は平準化されていて、何か原因があるから格差が生まれる、と考えるのと、自然な状態は極端な格差が生まれるのであって、何か意識的に行動しないと平等には近づけない、と考えるのでは、社会の見方が全く異なります。
その意味で、これは社会のあり方に大きな影響を与えると考えています。エントロピー増大は無秩序さが大きくなっていく事です。2色の煙を混ぜたら、煙分子は混ざり合って1色となり、二度と元の状態に戻らないような事を指します。
このシミュレーションではエントロピーが減少しているように思います。これは、シミュレーションのルールに法則性があるからです。金がたまたま多く集まった部分から、金が流出する確率が金の量に関わらず一定なので、流動性が下がり、周囲のマスは金が枯渇しているので金の流動性が上がるため、流動性の低いところに溜まっていくのだと思います。これは金の移動が金主体(黒点)ではなく人主体(マス目)としたルール設定が原因だと思いますsocial physics の分野だけでなくファイナンスのシミュレーションにおいても制限を設けないと最終的には対数正規分布に近くなりますね
その分布は上方にとがった、そして中央値が下方に寄った分布です。それを自然状態と考えるならば、そこから対策を考えることも可能になるでしょう