[香港 3日 ロイター] - 米JPモルガンは、中国本土の証券合弁会社の完全子会社化を当局に申請した。広報担当者が明らかにした。昨年に出資比率を71%に引き上げていた。

中国当局は昨年4月1日に証券・投資信託業界での外資出資規制を撤廃しており、完全子会社化が実現すれば外資系銀行にとって中国市場でのオペレーション拡大につながるなどの利点がある。

米ゴールドマン・サックスも中国合弁の完全子会社化に乗り出している。

JPモルガンの完全子会社化申請はブルームバーグ・ニュースが最初に報じた。