佐藤琢磨は14位、2連覇ならず 自動車インディ500
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昨年2020年のレースで見事な勝ちっぷりを見せた佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、マシンにあと少しのスピードが不足している戦いがスタートから続いていました。
序盤、まさに1回目のピットインのタイミングでピットロードでアンドレッティチームのステファンウィルソンがまさかのクラッシュ。そしてピットクローズ。
もう燃料に余裕がなかったディクソンはまさにスッカラカンになり、ピットイン時にエンジンが完全にストップ。再始動にも手間取り周回遅れに。終盤、リードラップには復帰しましたが、プラクティスからトップタイム連発で無双状態の大本命だったディクソン、そして同じ状況に陥ったロッシのレースは実質ここで終了。。何て運の悪い。。
琢磨はその後展開も味方につけてポジションを上げていき、ピットストップでの調整でマシンの戦闘力も上がっていった。常に6〜8番手キープ。レースが終盤を迎えた時、琢磨には勝負のチャンスあると映っていました。燃費作戦が功を奏し、トップグループ他車より6周遅くピットインできて、オーバーカットに成功している状況。
そして残り43周で琢磨はピットイン。
ところが、ここでレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのピットは燃費作戦の大ギャンブルに打って出ることを決めた。琢磨は無線で大反対。イエローコーション頼みの大ギャンブルだからだ。そして、それは失敗。結局、最終スティントでイエローは出ず、ゴール前6周でピットに向かい、優勝争いからは大きく離れた14位でのゴールに甘んじることとなった。
レース後琢磨は憮然とした表情で上記のようなことを語りました。
確かにレース中、トップグループのパロウ、カストロネベス、オワードを抜ける速さがあったか?と聞かれると厳しかったかもしれません。ただ、最終スティント、結果はそんなに変わらなかったかもしれないけど、フレッシュタイヤで燃費を考えないフルリッチで勝負させたかったなぁ。
チームとの関係が悪化しないか、ちょっとだけ失敗です。。米国伝統の自動車レース、第105回インディアナポリス500マイル(インディ500)は30日、米インディアナポリスで決勝が行われ、2年連続3度目の優勝を狙った44歳の佐藤琢磨(ホンダ)は14位でゴールしました。
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https://newspicks.com/news/5762561/
・F1を去った佐藤琢磨の現在 インディ500で奇跡の2勝目、進化は止まらない(2021年4月13日・朝日新聞GLOBE)