「企業の突然死」のニューノーマル、高まる反社リスクとは
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注目のコメント
実際にはここまで分かりやすい事例は数えるほどで、反社とのつながりがグレーなケースが大多数。さまざまな「反社チェック」の方法はあるが、どれも決め手に欠き、その見極めに現場担当者は日々頭を悩ませているのが現状
>いまになって、関係者によくよく聞いてみると「九設の施工品質の悪さは有名だったのに、なぜゼネコンから仕事が取れるのか不思議だった」、「社員の定着が悪く、退職者が多かった」、「幹部社員の中には入れ墨のある人物がいるとのうわさがあった」、「T氏行きつけのキャバクラにはその筋の人物が頻繁に出入りしていた」などの話が出てくる。
ニューノーマルでも何でもなく、元々アウトな会社がうまくやってただけですかね。
裏社会とつながる会社がやりにくくなっていることは良いことだけど、ここまで明確にアウトの会社を野放しにしていた大分にも問題ありそう。-------
3月にT氏は県警に呼ばれ、組長が暴力団と知っていたと認めたようだ。相手が暴力団員などと知りつつ、頻繁に飲食を共にしていると密接交際者に認定される。九設の接待交際費名目の支出は今年2月期で1600万円近くに達し、しかも年々増加していた。これらの一部が道仁会側に流れていた可能性があるということだろう。このため4月27日、県警は「暴力団排除措置に関する協定」に基づき、福岡県、福岡市、北九州市等に対し、経営者がこの異業種交流会に参加していた九設やT氏の個人会社を含む8社を「暴力団関係事業者」として通報。自治体側も直ちに公共事業等から排除すると応じた。
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