ウッドショック禍、日本の林業が「国産材増産」に踏み切れない理由
コメント
選択しているユーザー
業界には、とっくに影響出ています。
構造材が手に入らず、工事が中断している現場もあります。
以前からコメントしていますが、林業はその体制、そしてインフラに構造的な問題があり、簡単に増産できません。
また、少し専門的になりますが、日本で生産している樹種も影響しているかと。
現状特に入手困難になっているのは、横架材です。
横架材はそのほとんどを外材に頼っていて、国産材は不向きな分野。
単純に国産材が流通できたとしても、何かしらの集成材を開発しないと、横架材に国産材を使うのは厳しいかと。
というわけで現在、軸組工法は構造材の確保が厳しい状況ですが、2×4は価格が高騰しながらもなんとか確保できている状況です。
追記
横架材の件は、記事内にも言及がありました。
注目のコメント
森林所有者、林業事業者、建設事業者と立場毎の課題を俯瞰できる良記事です。補助金依存のビジネス構造だけでなく、林道問題やひん曲がった木などなど、多角的に深刻な問題が入り組んでおり、林業問題は業界でも「沼」と言われていたり何とか。。非常にチャレンジングな問題。