[25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクオールズ副議長(金融規制担当)は25日、暗号資産(仮想通貨)に関する問題の解決に向け、国内の各金融規制当局が協力していると表明した。

上院銀行委員会で、通貨監督庁(OCC)や連邦預金保険公社(FDIC)とともに問題に取り組んでおり、共通の規制枠組みや資本処理、運用処理を含め、意見の取りまとめを急いでいると証言。監督に向けた共通枠組みの構築は「優先順位が高い」とし、近いうちに何らかの結論が得られるよう期待していると述べた。

「デジタルドル」の創設が米国にとって適切かどうかは議論の余地があるほか、創設する際は追加の立法権が必要になるとした。