五輪中止、経済損失は1.8兆円 野村総研が試算
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https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2021/fis/kiuchi/0525
<引用>
他方、大会を中止する場合の経済損失は1兆8,108億円と、必ずしも軽微とは言えないかもしれない。しかし、2020年度名目GDPと比べると0.33%の規模であり、景気の方向性を左右する程の規模ではない。
ちなみに、第1回目の緊急事態宣言による経済損失の筆者の推定値は約6.4兆円、第2回目は約6.3兆円、第3回目は現時点で実施が決まっているだけで約1.9兆円、この先延長が決まれば約3兆円などさらに増加する見通しである(コラム「延長・拡大を繰り返す緊急事態宣言に沖縄県が追加」、2021年5月21日)。大会を中止する場合の経済損失は、緊急事態宣言1回分によるものよりも小さいのである。
このように、緊急事態宣言による経済損失などと比べると、国内観客を制限して大会を開催、あるいは大会を中止する場合の経済損失は必ずしも大きくはない。大会開催をきっかけに、仮に感染が拡大して緊急事態宣言の再発令を余儀なくされる場合には、その経済損失の方が大きくなるのである。
以上の試算は、大会の開催・中止の判断、観客制限の判断については、その経済的な損失という観点ではなく、感染リスクへの影響という観点に基づいて慎重に決定されるべきであることを示唆している。
</引用>記事でこう書いてるのに、見出し、おかしいんじゃないか?→「中止でも、損失額は昨年度の名目国内総生産(GDP)の0・33%で「景気の方向性を左右するほどの規模ではない」などと指摘。緊急事態宣言の方が影響は大きく、昨年4~5月の初回は約6・4兆円、今年1~3月の2回目は約6・3兆円の損失につながった」