[ソウル 21日 ロイター] - 韓国大統領府は21日、米政府に対し、韓国企業の対米投資促進に向け、税控除や電力・水の安定供給への支援などのインセンティブを要請したと発表した。

米韓首脳会談に向けワシントンを訪れている韓国の文在寅大統領は、レモンド米商務長官や米半導体大手クアルコム、韓国サムスン電子の最高経営責任者(CEO)などが出席した会合で、サプライチェーン(供給網)を巡る協力を強化することで米韓は恩恵を享受すると述べた。

韓国大統領府によると、米商務省と韓国の産業通商資源省は21日、半導体業界に関する継続的な強力に向け、インセンティブによる支援や共同研究開発、規格設定に関する協力、人材育成・交流などの政策措置が必要との見解で一致した。