LGBTは「種の保存に背く」と自民会合で差別発言 ⇒ 撤回と謝罪を求める署名が3万筆以上も集まる
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注目のコメント
こういうのがいるからLGBT法が必要なのです
白状すると、20年くらい前までは僕も偏見を持っていた気がします。レーザーラモンHGとかになんの疑問も感じませんでした。
僕のはじめてのLGBTとの出会いは、留学直後、寮で隣の部屋だったEricがゲイだと知ったことです。でもレーザーラモンと全然違って、至って普通の人でした。非常に穏やかないい人で、かつ極めて優秀でした。何より驚いたのは、彼のルームメートがストレートの男性だったのです。でも二人はトラブルもなく一緒に暮らしていましたし、エリックは時々ボーイフレンドを連れてきたりもしていました。
その後、山ほどLGBTの人とあいました(数ではGが多い)。クラスメイトにもいましたし、学会で会ったハーバード大学の先生(←グリーンカードの推薦状を書いてもらった)もそうでした。みんな普通のことのように「僕のボーイフレンドが」「僕の夫が」と会話の中でいい、周りも普通に受け止めていました。2年ほど前に職場の男性だった同僚が女性に変わりました。名前が変わったと宣言し、周りも普通に受け止めていました。そしてもちろん、みんな普通の、善良な人でした。趣味があって仕事があって個性があって、性的嗜好以外は僕と全く変わらない人たちです。
彼ら彼女らと知り合ううち、僕の差別意識は溶けて行きました。
結局は、慣れの問題です。この人たちは、単に知らないだけなのです。
そして、このような差別が蔓延る環境ではLGBTの人がカムアウトしづらいのはもちろん。きっと国会議員や役所の中にも、カムアウトしていないLGBTはたくさんいるのでしょう。悪循環ですね。
僕の中の差別意識を溶かしてくれたのは、勇気を持ってカムアウトしてくれた人たちのおかげです。彼らの勇気に差別を持って答えるような社会では決してあってはなりません。
もし周囲にLGBTがいないなら、ひとつお勧めさせてください。
ブロードウェイ・ミュージカルのRENTを観てください。映画(←しかもほぼオリキャス)にもなっています。ちなみに、バイセクシャルの女性モーリーンのオリキャスは、後にFrozenのエルサ役になるIdina Menzelで、彼女の出世作です。生物は必ずしも全ての個体が生殖活動をする訳でなく、様々な役割に分化しながらコミュニティの存続に資して、種の保存に貢献していくという見事な生物の営みを踏みにじる愚か極まりない発言だ。何の科学リテラシーもない人間なのだろう
こうやってすぐ撤回と謝罪を求め、対話の機会を設けようとしないのがキャンセルカルチャーってやつなんでしょうね。
(対話の機会を設けないのはお互い様なのでしょうが)
相手の意見が100%間違っていようと、なにも聞こうとせず即座に断罪しようとするやり口は差別発言している人間と同じだと思うけどな。
対話を通じて考え方を伝える、間違いに気付いてもらうことが本来やるべきことかと。
立場や時代によって常識は移り変わるものなのだから、今のグローバルな常識による一方的な断罪は、相手からすれば差別そのもの。