[14日 ロイター] - 米国、カナダ、メキシコの貿易担当相は2020年7月に発効した「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を巡り、来週17─18日に初の公式なオンライン会合を開催する。特に雇用や環境が焦点になるという。

米通商代表部(USTR)のタイ代表は声明で、「協力関係の促進に向けすでに実施されている作業に関する最新情報を受け取り、USMCAの重要な雇用と環境に関する義務について十分議論する」とした。

また、米大統領経済諮問委員会(CEA)のラウズ委員長は14日、米国は国内のインフレにつながる可能性がある関税を見直しているとした。これにより数千億ドル規模の貿易に影響が及ぶ可能性がある。