[14日 ロイター] - 世界陸連のセバスチャン・コー会長は14日、東京五輪・パラリンピックが予定通り開催されることを確信していると語った。「昨年のこの時期にはワクチンについて考えることすらできなかった」とし、新型コロナウイルスワクチンの普及が寄与するとの考えを示した。

また、ワクチンによって、選手がトレーニングや代表選考会などに参加することが可能になったとも指摘した。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京五輪・パラリンピックの中止を求めて元日弁連会長の宇都宮健児氏が集めた署名は14日昼までに35万を超えた。

コー会長は「われわれが新型コロナ対応のプロトコルを重視し、真剣に取り組んでいることを日本の方々に理解していただきたい」と語った。