ビットコインの電力消費量、多くの国々を凌駕する水準に
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「ビットコイン電力消費指数」によれば、現在ビットコインのネットワークに使用されている電力量は年間142.59テラワットアワー(TWh)であり、この数値は多くの国々の消費電力量を上回っているそうです。
注目のコメント
人が人工的に作った山にビットコインを埋め込んで、それをマイニングするために莫大な電力を消費しているのは、とても愚かなことだと思います。
最新のテクノロジーが必ずしも人類や地球に良い恩恵を与えない好例だと思います。
普通は財務省や国立印刷局的な国の機関が行うお金を刷る主体を無くして、そこを半自動化し貨幣を少しずつ、しかも掘削の努力をした人だけが新たに生成できる仕組みだと理解しています。
ガンガン貨幣が刷られると供給過多で価値が下がるし、刷る主体が錬金術を持った状態になるので、それは避けたかったのでしょう。
パッと見、賢いですが、ここまでの一大勢力になると環境負荷の面では、害悪でしかありません。
国の管理外の貨幣だけに歯止めも効かないので、何らかの制限を国際的な枠組みで抑えないと、カーボンニュートラルを各国、各企業で頑張っても、ビットコインの電力消費の増加でチャラになってしまうと思います。
ちなみに、最近、カーボンニュートラルとは何か?をYouTubeで解説したので、二酸化炭素と人間の集中力の関係や、どれくらいの急加速でCO2濃度が上昇してきているか?カーボンニュートラルとはが必要になっている背景を知りたい方はお役に立つと思いますので、ぜひご覧くださいm(_ _)m
【8分解説】「集中力とCO2の関係」から見る「カーボンニュートラル」の世界(前編)
https://youtu.be/-Z574o8KNi8コインベース取引所の上場などを含めて仮想通貨が「お墨付き」を得られ始めた中でマイニングなどによる環境への負荷はマネロン、アンダーグラウンド経済での仮想通貨の使用と共に今後も各国当局や環境団体は目を光らせると思います。
https://newspicks.com/news/5733293/body/?ref=user_289374ニューヨーク市長選に出馬しているアンドリュー・ヤンは、ニューヨークをマイニングの拠点にしたいと発言していますが、『6度目の大絶滅』でピューリッツァー賞を受賞した、ニューヨーカーのエリザベス・コルバートは「これ以上悪いアイデアはない」と断罪。「ニューヨーク市はすでに、海面上昇を防ぐための数十億ドルの支出を検討しており、排出量の増加は最も避けるべき事案。先見の明のある政治家は、マイニングを促進するのではなく、葬り去る方法を考えるべき」といいます。
https://bit.ly/2R4EsXO
ケンブリッジ大学が開発した「Cambridge Bitcoin Electricity Consumption Index」(https://cbeci.org/mining_map)によると、昨年4月時点でビットコイン採掘能力の約65%が集中する中国では、石炭資源が豊富な新疆ウイグル自治区がマイニングの中心地となっており、その倫理的な是非が問われています。
https://qz.com/1978807/
また、マイニングとCO2排出量の問題は、今話題のNFTについても。NFTとして作品を取引した場合のCO2排出量は、ガソリン車で800km移動するのと同じとする試算も。QuartzではNFT作品の一連の取引の手順と、それに伴うCO2排出量について解説しています。
https://qz.com/1987590/
一方で、このマイニングにかかる環境問題を解決する取り組みも世界各地で始まっており、Quartz Japanのニュースレターでも取り上げています。
アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアックが参加する、クラウドファンディングでエネルギーの効率化を進める独自トークン「WOZX」。
リンク👉https://qz.com/emails/quartz-japan/1945786/
英語版は無料で読めます👉https://qz.com/1941560/
ノルウェー第2位の富豪が立ち上げたベンチャー「Seetee」や、グリーン電力やフレアガスを活用するなど、「環境に無害なビットコイン」を目指す取り組み。
リンク👉https://qz.com/emails/quartz-japan/1995434/
英語版は無料で👉https://qz.com/1982209/