【直撃】時代の必然。「アイデンティティ」という巨大ビジネス
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先見性の塊だったOkta。5年以上前に見たときは、こんな業態でも分離されて独立したサービスとして成り立つんだ、と不思議に思ったぐらいだった。すごく勉強になる学び。ビジネスインサイトはやはり実際にそれをつくった人しかわからないものがあるというのが面白い。
【もし、あなたがマイクロソフトにログインを任せたら、どこに連れて行かれますか?MicrosoftのサービスであるTeamsやAzure Cloudにアクセスすることになるはずです。
ZoomやAWSには率先してつなげてくれることはありません。】
注目のコメント
トッドさんは、Salesforceでの要職を辞めて、ゼロから起業するとき、いかに成功のチャンスがあって、リスクをヘッジしているかを、奥さんにプレゼンテーションで説明したそうです。
そこまでロジカルに未来を捉えているだけあって、クラウド時代に絶対に必要となる「盲点」をきちんと予見していたことが、インタビューからも伺えて大変興味深かったです。
SaaS文脈だけでなくても、デジタル時代のアイデンティティは今後ますます重要性が高まるのは間違いなさそうです。SSOやID,PW管理が行えるサービス領域はIDaaS「Identity as a Service」と呼ばれ、国内ではHENNGEがトッププレイヤーの1社です。
SaaSの本格普及を迎える中で、メタップスといった企業のIDaaS領域参入や、イエソドなどのスタートアップも加わるなど、日本でも盛り上がりが見られる分野です。シングルサインオンはワークフォースにとっても、カスタマーにとってもユーザーフレンドリー。オンラインで色々なものにアクセスするのですが、IDとPWを変えているので、手間がかかって仕方ない。この生産性のない苦行からはやく逃れたいと思います。中立的なOktaは便利ですね。