[ロンドン 10日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は10日、トルコの金融緩和開始時期の予想を第2・四半期から第3・四半期に後ずれさせた。同国中央銀行のより忍耐強いトーンを踏まえた。

MUFGは、3月のカブジュオール新総裁任命を受けてトルコ中銀がよりハト派的になるという見方を維持しているものの、6月の利下げリスクは非常に小さいと指摘した。

トルコ中銀は今月の政策決定会合で、予想通り主要政策金利を19%に据え置き、インフレ率を上回る金利水準を維持すると表明した。