[パリ 10日 ロイター] - フランスのルメール経済・財務相は10日、2022年上半期には同国の経済活動が新型コロナウイルス危機前の水準を回復するとの見方を示し、今年の経済成長率は5%との目標を再確認した。

同相はラジオ番組で「第1・四半期の経済成長率は回復している。2021年は力強い成長を遂げると思う」と述べた。

現在実施している1000億ユーロ(1220億ドル)の経済刺激策に加えて、第2弾の経済対策を実施する可能性は否定した。ただ、長期的投資計画を提起することは妥当だとの見解を示した。

マクロン大統領は先週、投資が促進される「回復第2期」に言及。これを受けて報道機関やエコノミストの間では、経済対策第2弾への思惑が高まっている。