[東京 6日 ロイター] - 東京都の小池百合子知事は6日午後、英紙フィナンシャル・タイムズのオンラインイベントに登壇し、今夏の東京五輪・パラリンピックの開催に改めて意欲を示した。

日本国内で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、緊急事態宣言の延長が議論される中、五輪開催について問われた小池氏は「世界の希望のかがり火としての役割を果たし、人類の結束の象徴となるきわめて重要なイベントだ」と語った。

小池氏は2011年の東日本大震災からの復興などにも触れ、「持続的な回復の象徴となる新しい五輪のモデルにしたい」とも述べた。