[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米投資ファンド大手のアポロ・グローバル・マネジメントが、近く米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズのメディア部門を買収する方向であることが分かった。関係筋が明らかにした。買収規模は約50億ドルで調整しているという。メディア部門には、米ヤフーやAOLが含まれる。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは先週、ベライゾンがメディア部門売却を検討していると報道。米ブルームバーグ通信は2日、アポロによる買収が「早ければ3日にも」公表されると報じていた。

アポロとベライゾンはコメントの求めに応じていない。

ベライゾンのメディア部門は業績が伸び悩んでおり、2018年には46億ドルの減損を発表した。