東京で879人感染、1人死亡 週平均800人台
コメント
注目のコメント
オリンピック何としても今年開催したい
→バッハ会長来るまで押さえ込みたい
→(半分は)オリンピックのための緊急事態宣言発出
→しかし民意は7割以上延期か中止
→オリンピックのために自粛なんてするわけない
→アスリートファーストの医療体制やワクチン優先方針
→呆れて、もはや自主的緊急事態宣言解除
ということで、本日も公園や街は人だかり、公園&路上飲酒。店で飲めないから、みんなでホームパーティーみたいな人が多いみたいですよ。先週の日曜日は635人でしたので、40%近い増加で、これまでのレベルとは違う割合での増加になっています。陽性率が7.3%となり、一気に臨界点を超えています。感染者を捕捉できなくなっている可能性が高いですので、一気に感染が激増する前兆に見えます。重症者数がまだ激増となっていないですが、早晩、というところです。指標はピークを迎える前触れを示していますので、これから2、3週間、劇的な感染者数の増加を覚悟すべきなのでしょう。
ということで、きっちりと感染予防を心がけ、自分だけでなくあと1人でも2人でも、そういう輪を広げながら、生活をしていきたいところです。私は新型コロナ感染防止対策に関する国や住んでいる自治体(東京都)の対応をほとんど評価していませんが、それ故に、首相や知事が何を言おうと、緊急事態宣言中であろうとなかろうと、自分が「もう安心だ」と思えるまでは行動自粛と自分にできる範囲での感染防止策(こまめな手洗い、うがい、マスクの着用、可能な限り人とは会わない等々)を続けていきます。逆説的な結論ですが。
以下、よく言われる意見への私なりの反論です。
1) 新型コロナの感染率はインフルエンザとたいして変わらない
→現状の表面的数字はそうかもしれませんが、国民が(というより世界が)ここまで徹底的な感染防止策を取っているのにもかかわらず、感染率が「インフルエンザと変わらない」ということは、対策を取っていなかったらどれほどの感染率になってしまうか、を考えるべきかと思います。
2) 感染したところでただの風邪
→いまだにこういうことを主張される方がいるのに驚きます。既に多くの報道からも新型コロナは「ただの風邪」ではないことが明らかになっています。
私の親しい友人は今年初めに新型コロナに感染し、10日以上ICUに入院しましたが、その間、何度も「彼はいよいよヤバいらしい」との連絡が友人間に流れました。その後、無事に退院した彼によれば、「入院中は意識がなく、入院する前と意識が戻った後は地獄の苦しみだった」とのこと。根拠なきネット上の言説を信じて「新型コロナはただの風邪」などと言わない方がいいと思います。
少なくとも私は大切な友人を「ただの風邪」で失いかけました。
3) 若者は感染しても無症状か軽症
→変異株においては既にこの前提が崩れ始めているようですが、問題はそこではなく、「無症状や軽症の若者が自覚することなく感染を高齢者や基礎疾患を持っている人に広めるリスク」です。しかも、元気な若者の行動範囲や活動時間は我々のような中高年より広く長いことが多い。
感染してしまったのは本人の罪ではありませんが、無自覚・無思慮な行動で感染を拡大させるのは(少なくとも重過失)罪だと思います。