[香港 16日 ロイター] - 中国のインターネット大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は16日、社債発行で41億5000万ドルを調達したことを明らかにした。
過去1年間で2番目の大型資金調達となった。
10年債で5億ドル、20年債で9億ドル、30年債で17億5000万ドル、40年債で10億ドルを調達した。
スプレッドは当初のガイダンスを25─35ベーシスポイント(bp)下回った。10年債は米国債+130ベーシスポイント(bp)、20年債は米国債プラス150bpだった。
30年債と40年債は、それぞれ長期指標金利+155bp、+165bp。
同社は国家発展改革委員会から最大41億5000万ドルの調達を承認されていた。今回の調達額はこの上限と一致した。
同社は昨年5月、60億ドルを調達。初めて40年債を発行した。
テンセントは調達した資金を一般運転資金に充てる意向を示した。