[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米モデルナは14日、新型コロナウイルスワクチンの製造を向こう数カ月で大幅に増加できる公算は小さいとの見方を示した。ただ2022年までに製造量は大きく拡大するとの見方を示した。

米当局は13日、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンの接種中断を勧告。これを受け、米政府はモデルナに製造拡大と納入加速を呼び掛けた。

モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)は「製造能力の大幅な拡大には時間がかかる」と指摘。ただ、21年中に世界で7億─10億回分のワクチンを供給する軌道に乗っていると述べた。