若い女性の国内旅行したい意欲が急伸、シニア層は「旅行に対する関心が薄れた」傾向が高く
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JTBの意識調査によると国内旅行の意欲は男性に比べて女性のほうが高い結果。(特に20-30代の女性)。一方シニア層は国内海外ともに意欲減少。
この傾向は、じゃらんリサーチセンターの「過去に泊まった宿やなじみの地域に対する今後の旅行意向」の調査でも同様の傾向であり女性のほうが男性よりも5ポイント高く、また20-30代がシニアよりも高くなっています(2020年8月調査)
さらにマクロミルによる調査では、2020年5月の自粛期間よりも2020年10月のGoTo期間は楽天市場トラベルの女性のアプリ利用率が高くこちらも同様の傾向となっています。(ただし、じゃらんやbooking.comでは大きな変化は見られていません)
男性においては、出張をつなげた旅行への意欲が減ったのか、それとも元来、旅行好きな女性の我慢が限界に達しているのか、興味深いところです。いずれにしても、重症化リスクの高い高齢層の動きが鈍り、しばらくは20-30代若年層が牽引していく傾向となりそうです。長引くコロナ禍によるお客様の意識の変化。
これまで国内旅行は高齢者の割合が多かったので、高齢者の旅行意欲が薄れればマーケットの構造が変わってきそうです。