[フランクフルト 9日 ロイター] - ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は9日、ECBの「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」による3月の債券買い入れ増額について、欧州圏の債券投資家はその目的を理解しているようだと米CNBCテレビに語った。

同氏の発言は、ECBがこのところのインフレ調整後利回りの低下に満足していることを明確に示した。他の理事会メンバーも現在の資金供給状況は適切だと主張している。

ラガルド総裁は「措置は効率的で、市場はECBが何をしたいのか、どう好ましい資金供給状況を維持したいのかを理解している」と述べた。