注文殺到で出荷停止に アサヒビール「生ジョッキ缶」 技術の“融合”が生んだ一品だった
SankeiBiz
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注目のコメント
なんて素晴らしいアイディアなんだろうと思いました。
売上を伸ばすため、中身ではなく容れ物にアプローチする発想の転換が感動ですね。
使われている技術も僕にはわかりませんが難しいものなんだろうなと思う中、こだわりを貫いた本当ににいい仕事だと思いました。「缶ビールだから」
そんな言い訳や妥協をしないで、ビールをより美味しく飲むための工夫。
本当に面白いですよね。その気になって、本気で取り組めば、まだまだ価値を創造できるという事例の1つです。これは、容器の技術革新により液体に何らかの作用を加えることで様々なイノベーションの可能性があることを示す例だと考えます。
愛知県の中小企業である自動車部品メーカーが、金型を研磨する特殊な技術(LAP研磨技術)でカクテルシェイカーの内面を磨くことで、カクテルが非常にまろやかな味になる画期的なカクテルシェイカーを開発されました。
このケースでは、カクテルシェイカーの内面が実は目に見えない大きさでギザギザになっているのを研磨して滑らかにすることで、シェイクの際に液体(カクテル)の分子にかかるストレスを変化させるものでした。
今回のアサヒビールのケースは、缶の内面に塗料で凹凸を加えることで、蓋を開けた振動により自己発砲させる原理を発明された訳です。
「もう、やれることはない」「枯れた技術」と思われる世界でも、まだまだ工夫の余地はあるということだと思います。