追加利下げで数千億円減益 日銀試算、地銀に影響大
コメント
選択しているユーザー
金融機関損失拡大後のシミュレーションもすべきでは。
間違いなく貸し渋りモードになり、本来生き残るべき優良企業の倒産や前向きな設備投資資金を調達できない等のマイナス影響が発生します。その結果生じる経済損失額は無視できる範囲なんでしょうか?
注目のコメント
こうした副作用があるので日銀は先の点検でマイナス金利の深掘りを有力な選択肢としつつ金融機関への実質的な損失補填策を示したわけで、日銀の手詰まり感を如実に表しているように感じます。先に以下のようにコメントしましたが、やっぱりなぁ、との感が拭えません。
https://newspicks.com/news/5724840?ref=user_1228737
本来なら政策余地を高める方向に動いて然るべきアベノミクスの好況期にすら緩和路線をひた走ってバランスシートを急拡大した日銀に、この先何が出来るのか。黒田総裁のもとに集った“天下り”のリフレ派中心の政策委員はともかく、日銀で育った人々のなかには忸怩たる思いを抱く人達も多そうに思います。「利下げの負の側面に焦点が当たり、数字が独り歩きする恐れがあるとして見送った。」とのことですが、こうした試算すら公表できず、“天下り”のリフレ派に押さえつけられて悔しい思いをしている日銀マンも沢山いらっしゃるんじゃないのかな (・・?追加利下げが銀行システムの収益ではなくマクロ的に貸出をどう増やし、貸出資産の質をどう変え、そしてそれが短期的な景気下支えにつながり、しかもデフレ脱却に有効か。きちんと試算をだすべきでしょう。