[ドバイ 3日 ロイター] - 米国のケリー大統領特使(気候変動問題担当)は、気候変動問題に関して中国と協力できることに米政府は期待を寄せていると表明した。

ケリー氏は訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)で3日、記者団に「バイデン大統領も私も、気候関連で必要な措置のために、米中間の他の問題を人質に取る、あるいは交換条件にすることはあってはならないと明確にしてきた」と強調した。

中国は2060年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル(炭素中立)の実現を目指している。バイデン大統領は4月22日に自ら主催する気候変動サミットで新たな目標を発表する見込み。

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