[モスクワ 2日 ロイター] - ロシア製新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」のツイッターの公式アカウントは1日の投稿で、外国人旅行者に同ワクチンの接種機会を7月から提供するプログラムを計画していると発表した。

政府当局はこれまで、自国民の接種に注力する必要があるとして、外国人旅行者への接種を認めるプログラムの立ち上げについては、懐疑的な姿勢を示している。

公式アカウントは、ツイッターユーザーに同アカウントをフォローするよう呼び掛け、「われわれのソーシャルメディアフォロワーは、このプログラム開始後、ロシアで最初に接種を受けられる」と勧誘している。

取材に対し、スプートニクVを世界で発売し、ツイッターアカウントを運営しているロシアの政府系ファンドRDIFは、これ以上の詳細についてコメントを控えた。