米大統領、約2兆ドル規模の雇用インフラ支出計画を31日公表＝関係筋

［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - バイデン米大統領は３１日、約２兆ドル規模の雇用・インフラ支出計画を公表する。８年間にわたる雇用対策と道路・橋梁プロジェクト向けの支出計画となる。事情に詳しい関係筋２人が明らかにした。

コメント

注目のコメント

• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2021年03月31日

  1.9兆ドルの経済救済策に続き、2兆ドルの雇用インフラ支出計画。アメリカの財政は青天井になりつつあるが、バイデンはMMT信者なのだろうか。基軸通貨を持つ国は、よりMMTに親和性があるともいわれるが…。
• 前嶋 和弘

  上智大学 総合グローバル学部教授（現代アメリカ政治外交）

  ・2021年03月31日

  バイデン氏の伝記の解説を書いている途中ですが、伝記の中で側近が「バイデン政権は時間をかけずに数ヵ月以内に大きく動く」と明言しています。インフラ投資ならある程度は共和党側も切り崩せるとみていると思います。
• キアラシ ダナ

  NewsPicks 記者

  ・2021年03月31日

  深く分断しているとされるアメリカ政治。議会上院も割れている状況だが、バイデンは保守派が嫌う政策を次々推し進めている。
  
  かつては選挙戦で相手の政党と激しく競っても、大統領就任後は中道に寄るというのが常道だった。ただ、今は多少強引にでも政策をゴリゴリ実行することこそ支持者への誠意というふうに変わっているのかも知れない。