[フランクフルト 29日 ロイター] - ドイツ銀行は29日、ゼービング最高経営責任者(CEO)が投資銀行と法人向け銀行を統括する役職から退き、ファブリツィオ・カンペリ氏を後任とする人事を発表した。

関係筋によると、欧州中央銀行(ECB)は、ゼービング氏の監督範囲があまりにも広く負担が大きいため、別の幹部に投資銀行の監督を任せるべきだと伝えていた。

ドイツ銀行は、投資銀行の日々の業務の監督をCEOが行っている数少ない大手銀行のひとつ。

ECBとドイツ連邦金融サービス監督庁(BaFin)はコメントを控えている。

カンペリ氏はこれまでに同行の最高変革責任者(CTO)を務めている。

ドイツ銀行は、フランク・クーンケ最高執行責任者(COO)の退社や、スチュアート・ルイス最高リスク責任者(CRO)の来年の引退も発表した。

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