JOLED、印刷方式の有機EL「OLEDIO」を世界初の量産化
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現在、普及してる有機ELは基本的に蒸着で発光体を付けている。マスクを使ってRGBを塗り分けるので、マスクに付着する発光体は無駄になるわけで、その分コストは高くなってしまう。(大型の場合は白色のみで後からカラーフィルターでRGBの色を出す)
印刷方式の場合はベストケースではそうした製造過程でのロスが発生しないため、安くできるのだ、という話が言われてきた。印刷方式自体はかれこれ20年以上にわたって研究開発されてきたと思うが、本当に量産化できているとして、実際の歩留はどんなものなのだろうか。
今後のCSOTとの開発も気になるところだ。
消費者にとっての最終的なメリットはコストということになるはず?JOLED製と思われるのは、LGがCES2021で発表したモニター。
32インチ4Kで3,996ドル、27インチ4Kで2,996ドル。
LGの中でもかなりの高価格帯になる。
画質の良さが分からないけど、32インチ以下で4Kなところに価値があるのかな。
同じLGの48インチ4K OLEDテレビの価格が日本で14万円くらい。
価格的な面で競争力はあまり感じないですが、将来はもっと安くなっていくのでしょうか。
『Computer Monitor & Displays | B&H Photo Video』
https://www.bhphotovideo.com/c/products/Computer-Monitors/ci/6559/N/3878805754?sort=PRICE_HIGH_TO_LOW&filters=fct_a_filter_by%3A07_NEW_RELEASE%2Cfct_brand_name%3Alghttps://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01267/00067/
いろいろと製造技術間の差はあるだろうが、シンプルに消費者に得なことはあるだろうか。装置が簡素になるから、大幅に安くなるとか。
最初は特殊な産業用途で浸透するのだろうが、それでも印刷方式だからという理由で買う人はいない。