【白熱の3日間】科学技術立国には「役に立たない」を許容する社会が必要だ
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「役に立つか」ではなく「面白い」主導は同意ですが、何を面白いと思うかの自己基準が大事なので、それを育てるトレーニングは必要でしょうねぇ、研究を提案する方も審査する (= お金を出す) 方も それには、誰もいない所を探す経験を若い頃から長くする事を通して、今迄人類誰もやってない事をやるのはスゴク面白い、と感じる経験を積むのが良いかもですねぇ その前提として、誰がいるかの情報が何処まであれば十分かの基準と、その誰かとの距離を図る基準、をまず身につけないとですねぇ ご本人の研究者としての資質とは別に、この2つは、初めて出会う大学院指導教官の影響が大きい、というのが私の印象です 葉っぱのついたリンゴと、ついてないリンゴは同じだと思うか、違うかと思うか、そもそもリンゴを何処まで探しに行くのか、という基準ですねぇ
ご参考 (ダークサイドのハナシ)
https://newspicks.com/news/3491613?ref=user_1506052
あ、ココ↑では言い忘れましたが、多くの場合、お金を出す側もダークサイドに加担していますねぇ、気づかない (解らない) で
勿論、ブライトサイド (って呼ぶんでしたっけ、アレも?) に居れば、こんなにfulfillingな活動はありませんよ、研究って (だからいつもニヤニヤしてるんです、ワタシ) で、なんかの偶然でワタシが研究した事が後に「役に立つ」事があれば、(ハワイで) リタイヤして孫に話す時のネタになりますねぇ3月2日〜4日の3日間にわたって開催された、オンラインイベント「OIST FORUM 2021 〜科学技術立国・日本をリブートせよ〜」のイベントレポート&動画を公開します。
記事にもあるように、イベントには、ベストセラー書籍『シン・ニホン』著者の安宅和人さん、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章さん、OIST教授でソニーコンピュータサイエンス研究所の北野宏明さんなど錚々たる顔ぶれでした。
「飛ぶように考え、這うように証明する」「役に立たないものが、役に立つ(かもしれない)」などなど、科学技術やサイエンスがテーマでありながら、私達のビジネスや生活、生き方にまで通ずる、パンチラインが飛び交った3日間でした。
全編動画もOISTさんの公式Youtubeで公開されますので、ぜひその熱狂のセッションの全容をご覧ください!この記事はひとつひとつがもっともな話。日本の科学技術が遅れをとってしまった原因はどこにあるのかを説明している。科学技術立国には「役に立たない」を許容する社会が必要だという見出しも良い。「愛」と「好奇心」がないところにはイノベーションはない。大胆な仮説をたてて、時間をかけて検証をしてゆく人や、仲間からの袋叩きを覚悟して「常識」に挑戦をして、それを覆して新しい「常識」をうちたてるという覇気ある人が減ってきたのだろう。科学技術分野ではないが、国際関係論の地域研究の分野でも、常識的であることを疑いながら、大胆な仮説をたてて、自分で仮説を検証してゆくというタイプの人が減っているような気がする。教育の現場の責任は大きい。