20代で部長になれる会社となれない会社、その本質的な違いとは何か
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リクルートや電博のような会社で若くして部長になる大学同期とかいるんですが、彼らに話を聞くとやはり同じ時期に入社した人は殆ど残ってない、なんて話を聞くんですよね。ノルマなどもキツイ仕事で結果が出てれば若くして部長だけど、そうでなければquitという競争原理がしっかり働いているんですよね。
この記事で指摘されてるのは一方の長い道のりをたどらなくては稼げるようにならない会社。確かに着実に結果を出すには幅広い製品、業界、市場、顧客の知識が必要ではあるし、常にupdateが必要でそれをずーっとコツコツと続けなくてはならない蓄積がモノを言う世界。でも、すぐにはup or quitにはならない。どちらが良いかというよりは好みの世界なのかもしれない。
ただ、様々なメディアで指摘されている通り、こうした知識と経験の蓄積が重要な分野でも業界を破壊するような動きは目立っており、こうした分野での経験が無価値とまではいかないまでもかなり価値が減じていたり、新しい分野を新しい発想で切り拓かなくてはならなくなってきており、そこにはup or quitで鍛えてきた人の方がスキルマッチするものの、給与体系がそうした人材に追い付いてないから誰も入ってこない、みたいな話なのかなあ。結局何を重要視するかで、自分の適正を理解する事ですね。
日本では社会での即戦力を育てる様な方針を持っている大学は少なかったので、年功序列式な体制しか取って無かったけど、産業革命によってIT知識のある若手の台頭が目立つ様になって来ました。
ビジネスモデルの大きな変革が起きている分野は、即戦力で優秀な人材をどうしても取らないといけない状況となり、リスクを取ってでも拡大が必要となる。
一方、大きなビジネスモデル変革が無く、若手の育成意識の強い企業は、リスクよりも年功序列での安定思考となるのでしょう。