[東京 25日 ロイター] - 帝国ホテルは25日、帝国ホテル東京(千代田区)の建て替えに関する共同事業について、三井不動産と基本合意したと発表した。総事業費は約2000億─約2500億円を見込んでいる。

建て替えを行うのは竣工から38年経っているタワー館と50年が経った本館で、それぞれの建て替え期間は2024年度から30年度、31年度から36年度の予定。

帝国ホテルは2007年に三井不動産の資本参加を受けた際に基本協定書を締結。帝国ホテルはタワー館を解体後、その土地の共有持ち分の一部を三井不動産に譲渡し、その後、共同で新タワー館を建設する。譲渡価格は未定。