[ニューヨーク 24日 ロイター] - 24日の取引で原油先物が約6%上昇。世界の海上輸送の要衝であるエジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁し、他の船舶が通航できない状態となる中、原油輸送に影響するとの懸念が台頭している。

さらに、2月にテキサス州を襲った寒波の影響で操業を停止していた製油所の活動がほぼ回復しつつあることが米週間石油統計で示され、価格押し上げにつながった。

清算値は北海ブレント先物が3.62ドル(6%)高の1バレル=64.41ドル。米WTI先物は3.42ドル(5.9%)高の61.18ドル。両先物とも23日は約6%下落していた。