住宅が「電脳化」する未来。その時、“暮らし”はどう変わるか
コメント
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技術面でいえば、設計施行で終わらず運用までシームレスに利用できるようなBIMが必要だと思います。
居住空間ないしは執務空間の制御AIを開発する側としては、センサリングや導入機器諸元などのデータをBIMから名寄せして使ったり3Dモデル上で位置関係を把握できるようになればこれほど楽なことはありません。ただそのためにはBIM側のプロトコルや計測ポイント種別及びポイント名付けルールの統一化など業界としてのハードルがありなかなか解決できないため、運用管理用のモデル(この記事ではLIMと読んでいる)を別途作って組み合わせるのがひとまずは現実的な方法だと思います。
注目のコメント
凄くワクワクします
データプライバシーとサイバーセキュリティ対策に万全を期せば、間違いなく我々の暮らしを一段とアップデートするものとなるでしょう
ただ、対策を怠れば生死にも影響するでしょう
適切な対策を検討したうえでの普及が望ましい
実際、多くの電子錠は数分で突破可能で、電力消費量のデジタルカウンターはクラウドへの転送時のトラフィック書き換えで改ざん可能だという研究成果が多くあります
外からの攻撃とは別に利用者の悪意にも注目すべきでしょう「住まい」の価値観が多様化する中で、建設業界にも大きな変化が求められています。「TRON電脳住宅」の開発や、IoT活用の第一人者で知られる東洋大学 情報連携学部学部長 坂村健教授と、長谷工コーポレーション代表取締役社長 池上一夫氏に、住まい・暮らしの未来を伺いました。
内閣府が提唱するSociety5.0の取組みにおいて、住宅の「電脳化(スマート化)」はまさに私達個人にダイレクトで関わってくるアジェンダです。
個人的にはどんどん推進して、既存の住宅もどんどんスマート化して頂きたい。その一つ一つがデータ活用の事例になっていく素晴らしい社会的効果を生み出すと思います。
しかし一方で、スマート化を進める人の想いと、それを利用するユーザーの意識が現状ではかけ離れているかと思います。キャッシュレスさえ浸透しない日本でどうスマート化を浸透させていくか。スマート化の推進と共に「ユーザーの共感を得る」という大きな大きな課題があることを忘れてはいけないと思います。データ活用領域にいる人間として両側面から捉え活動していきたいと考えます。