CLAS、内装工事もサブスクで提供--オフィス家具と合わせ初期費用抑えオフィスを構築
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オフィス空間そのものやオフィス内にあるもののサブスクは色々なサービスが登場していますが、「設置時間が少なく、移転やレイアウト変更の際には解体・再施工が可能なハイパーテーションの設置に伴う内装工事を、サブスクサービスで提供」というのは、ちょっとサブスクリプションモデルとして捉えにくいですね。
「ハイパーティション設置に伴う内装工事」は、WEBサービスのように簡単に「利用停止」ができるものではないので、レイアウト変更が行われなければ(初期導入時と変化がなければ)割賦で購入しているのと意味合いは変わりませんし、利用期間が長くなればなるほどコストメリットも得にくくなります。
「3か月間だけ、プロジェクト専用の個室をつくりたい、3か月が経ったら撤去したい」といったケースであれば、サブスク利用という感じになる気もしますが、これくらい短期間の利用になると、一般的に内装工事にかかるミニマムのコストを考えれば、「税別月額5万円から」という価格帯では提供者側が健全な収益を得られるとは到底思えません。(あくまで「5万円から」なので、上限はありませんが)
果たしてピンポイントで「ハイパーティションと、その設置に伴う内装工事」に限定したサブスクリプションが成り立つものなのか、あるいは、結局のところ家具や不動産と組み合わせてのトータルでの「オフィスサブスク」にならざるを得ないのか、注目したいところです。