普通鋼電炉12社、4~6月期/販価維持、9社増益/棒鋼メーカーの増益顕著
2014/08/15, 日刊鉄鋼新聞
普通鋼電炉メーカー12社の14年4~6月期決算が14日までに出そろった。建設需要の改善傾向を背景に販売量はおおむね増加。また、主原料の鉄スクラップ価格が想定を下回って推移、一方で電気料金などのコスト高に対応するため販売価格の維持に努めたことがメタルスプレッドの拡大につながった。10社が増収となる中、経常ベースでは9社が増益、中部鋼鈑は黒字を確保した。特に棒鋼メーカーは前年同期の利益が極めて低水準だった反動もあって増益率は軒並み大幅となった。4~6月期の収益が予想を上回ったことで、6社が中間期や通期の利益予想を上方修正している。
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