[22日 ロイター] - 欧州連合(EU)は22日、2月1日のミャンマーでのクーデターに関連する11人に対する制裁を決定する見通し。ボレル外交安全保障上級代表(外相に相当)が述べた。

EUはすでにミャンマーへの武器禁輸、国軍幹部への制裁を2018年から発動している。決定すれば、クーデター発生以降、EUとして最も強い措置となる。

ボレル氏は、EU加盟国の外相会合を前に「ミャンマーについては、クーデターとデモ参加者弾圧に関与した11人に制裁を科す予定だ」と述べ、ミャンマー情勢は悪化していると指摘した。

ロイターは8日、内部文書を基に、EUが国軍系企業を制裁対象に加える準備を進めていると報じた。