樹脂でも供給混乱 米テキサス停電の余波拡大
日本経済新聞
3Picks
コメント
注目のコメント
(以下記事抜粋)
・三菱ケミではテキサス州にある自動車用外装材などに使用するアクリル樹脂の原料工場が停止。
・世界最大の塩化ビニール樹脂メーカー信越化学工業の同州内の工場も止まった。
・稼働は復旧しているが原料調達で不安定な状況が続く。
・テキサス州は全米の石油生産の4割を占め、樹脂素材などの石油化学品工場も集積する。
・樹脂不足は住宅業界や医療分野にも広がる。接着剤や断熱材など多くの建設資材が不足している。着工の遅れや住宅価格上昇につながる可能性を指摘する声が業界で広がる。テキサス州の住宅メーカーの調達責任者は「塩化ビニール製の配管などの供給が滞り、資材の奪い合いが起きつつある」と話す。