【解説】ポジティブな「禁酒ブーム」がやってきた
- ①数字で見る禁酒ブーム
- ②一番知りたいギモン
- ③注目の数字
- ④チャートで知る世界の飲酒量
- ⑤禁酒ブームのキーマン
- ⑥最初の1歩の踏み出し方
- ⑦禁酒のトリビア
- ⑧社員の禁酒をサポートせよ
- ⑨英語でもっと学ぶ
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今週は、英語版Quartzの特集、「The joy of Sobriety(https://qz.com/guide/sobriety/)」から、アメリカで広がるアルコールを飲まない生活の最前線をお届けします。
かつて、断酒は、過去のトラブルを起こしたと認めることと同意でしたが、いま断酒はライフスタイルによりそった意思決定となり、ノンアルコールカクテルの「モクテル」など、新たな飲料として、ノンアルコールが注目されています。
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日本でも、禁酒をしている人が増えたなと感じています。
最新の研究結果では「たとえ少量であっても、飲酒は死亡リスクを高める」という報告がなされています。
ただし、飲酒は共感性を高める効果あります。同僚や友人と苦労や悲しみ、そして成功の喜びを分かち合う際に、お酒は仲間意識を醸成する一助になってくれる側面があります。
飲む飲まないは個人の選択ですが、最低でもお酒に飲まれないようにしては行きたいところです。
お酒を断つというのもひとつのライフスタイルですよね。お酒を飲まないのもちょっと嗜むのも食事とのマリアージュを見出すことに情熱を注ぐのも個人の自由。
同調圧力にまかせて飲酒を強要したり、逆に禁酒を強要したり、どちらもご法度。いろいろな価値観、生き方が生まれてきてポジティブにとらえています。
個人的には「ポジティブ禁酒」は大歓迎です。飲むも飲まないも個人の自由ですが、大人が集まるときは大体お酒が飲める店になりますよね。飲める人はいろいろ選べるのに、飲めない人が選べるものがウーロン茶くらいしかない。これはなんだかな~と前から思っていました。
「ポジティブ禁酒」が流行ってノンアルメニューが増えてくれれば、飲み会が楽しい人が増えると思います。
そういえば、お酒好きな知人とこの話題になったとき、アメリカでは1920年代に「禁酒法」があったというウンチクを聞きました。お酒全般の製造・販売・輸出入を禁止するという、何とも厳しい内容。ですが、当然流通が止まるわけもなく、アルコールは密輸・密造のブラックマーケットに移っていった。
日本でもよく見かける、照明を落とした看板のない「隠れ家バー」は、当時違法の「もぐり酒場」スタイルを引き継いだものだとか...。
「ポジティブ禁酒」が流行ると、バーや飲み屋のスタイルも変わっていきそうですね!
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