[ニューヨーク 16日 ロイター] - ハリス米副大統領は16日、国連の「女性の地位委員会(CSW)」でビデオ演説し、民主主義は根本的に女性の地位向上に依存している、と語った。また、民主主義は世界的に一段と「強い圧力にさらされている」とも指摘した。

女性初の米副大統領であるハリス氏は、米国はこの両面において改善に努めていくと表明。「民主主義には絶えざる注意と改善が必要。その努力は進展しているが、われわれは今日、民主主義がますます強い圧力にさらされている事態を認識している」と述べた。

さらに、「民主主義の状況はまた、根本的に女性の地位向上に依存している。意思決定から女性を排除すれば民主主義に欠陥が生じるのみならず、女性の参加は民主主義を強化する」とした。