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NY株反落、127ドル安 米長期金利上昇に警戒感

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  • 元HSBC証券会社社長/ 京都橘大学客員教授/ 実業家 

    最近の市場動向を見てみますと、バイデン政権による1.9兆ドルの追加経済対策も決まり、ワクチン展開も今後の拡大が期待されている中で、債券市場ではインフレ期待から先週の米10年国債は1.64%まで一時上昇しました。

    その影響で株式相場をけん引していたIT・ハイテク株の利益確定売りを誘っており、市場は調整局面に入っています。一方、景気の先行き期待は根強く、パンデミックで落ち込んでいた景気循環株を中心に買い戻しが活発化し、ダウ平均は最高値更新が続いていました。

    米国金融市場では最近、景気に楽観的な見方が強まり、株買い・債券売りの流れが継続しています。しかし、昨日のダウ平均は前日まで7営業日続伸した反動で、利益確定の売りに押されやすい展開が続きました。ナスダックは米10年国債利回りが1.62%へ上昇とともに上昇幅を減らしました。

    昨日発表された経済指標ですが、2月の小売売上高は前月比3.0%減と2カ月ぶりにマイナスとなり、0.5%減の市場予想を大きく下回る内容でした。また2月の鉱工業生産指数は前月比2.2%低下しました。5カ月ぶりに下向きに転じ、市場予想の0.3%上昇を大きく下回りました。市場では寒波などの一時的な特殊要因で、需要は今後数カ月加速するとの見方が多く、市場への影響は限定的でした。

    市場の焦点はFOMCですが、その判断は難しく、パウエルFRB議長が発言してもしなくても市場は動くのではないかと予想されています。今の段階ではFRBも投資家自体も迷っているのではないかと思われます。

    従いまして、債券市場は株式市場より明らかにインフレ懸念に反応し易い状況になっていますので、債券市場が落ち着くにはまだまだ時間が掛かり、今夏を通して変動は続く可能性は高いです。

    そのような中で、次の変動に向けての準備の一環なのか、米国機関投資家は微妙に現金比率を上昇させています。

    それでも株価が2/12の高値から3月初旬までに11%の下落という調整局面入りしたナスダックですら、最近、堅調な地合を続けているのは事実です。

    それは短期的に見れば、調整局面でも長期的に見れば米国経済のけん引役はやはりIT・ハイテク企業で「買いたい」気運がまた徐々に高まっているのかも知れません。


  • 軽井沢ウオッシュデリ 代表取締役

    【利益確定が入った】
    理由なんてこれでいいのでは?

    ○小売売上高が予想を下回った
    →投資家心理を冷やして株価下落
    →金融緩和維持の見通しで株価上昇

    両方の文面を何度も見たことあり、
    株価が上下した結果の後出し理由です。


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